すり鉢に睡眠剤、2遺体と一致=実家に送付、押収−木嶋容疑者・埼玉不審死(時事通信)

 埼玉県や千葉県の男性が不審死した事件で、昨年8月の大出嘉之さん=当時(41)=への殺人容疑で再逮捕された無職木嶋佳苗容疑者(35)が実家に送ったすり鉢から睡眠導入剤が検出され、成分が大出さんと昨年5月に千葉県野田市で焼死した安藤建三さん=同(80)=の遺体から検出されたものと一致したことが3日、捜査関係者への取材で分かった。
 埼玉県警東入間署捜査本部などは、木嶋容疑者が睡眠導入剤をすりつぶして飲食物に混ぜ、大出さんらに飲ませた疑いがあるとみている。
 捜査関係者によると、木嶋容疑者は大出さんの事件後、すり鉢などを北海道別海町の実家に送った。近接した時期に東京都板橋区のマンションから豊島区の高層マンション最上階に転居していた。 

【関連ニュース】
結婚詐欺 連続不審死事件
〔用語解説〕「睡眠導入剤」
カーナビに事件現場登録=月決め駐車場を行き先に
財布の残金は数千円=木嶋容疑者が抜き取りか
死亡男性のバッグ持ち出しか=木嶋容疑者、偽装工作の疑い

投資会社「サンラ・ワールド」 上場祝賀会で数億 滞納家賃に充てる?(産経新聞)
3人ひき逃げ死、逃走のブラジル人逮捕(読売新聞)
静岡のビジネスホテルで火災、客ら50人避難(読売新聞)
被爆ピアノで平和の調べ=「核悲劇、繰り返すな」−「第五福竜丸」と共演・東京(時事通信)
押尾被告、3月5日に公判前整理手続き(産経新聞)

政治とカネ、普天間で質疑=参院代表質問(時事通信)

 国会は3日午前、鳩山由紀夫首相の施政方針演説などに対する各党代表質問を参院本会議で続行した。山口那津男公明党代表は、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件を取り上げ、首相に対し「『潔白だと信じる』と言うなら、根拠を国民に示す責任がある」と求める。
 また、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関しては「5月末までに決定できなければ責任を取る覚悟があるのか」と首相に迫る。
 山口氏に続き、自民党の岡田直樹氏が質問。午後は、国民新党の亀井郁夫副代表、共産党の市田忠義書記局長らが質問に立ち、3日間の各党代表質問が終了する。 

【関連ニュース】
【特集】「陸山会」土地購入事件〜4億円「知人から預かった」〜
「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜
勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘〜経産省と組んだ菅副総理〜
難問山積 問われる首相の決断力〜普天間、小沢氏団体問題にどう対応?〜
労組への配慮で公務員制度改革「封印」の危機

軽症患者の特別料金見送り=診療報酬改定で−中医協(時事通信)
法的決着発言「例えばの話」=官房長官、社民幹事長に釈明(時事通信)
【いきいき】新江ノ島水族館長・堀由紀子さん 「一番大切なのは環境教育」(産経新聞)
日暮里舎人ライナーが運転再開(産経新聞)
補助金2年間ゼロに=第一藍野学院の虚偽申請−私学事業団(時事通信)

施政方針演説で首相「批判覚悟で思い切って」(産経新聞)

【鳩山ぶら下がり】(29日夜)

 鳩山由紀夫首相は29日夜、同日の国会で述べた施政方針演説について「一生懸命演説したから国民の心に響いていただければなと思う。理念型で具体性が乏しいという批判が来ると思ったが、政治には理念が必要だ。批判も覚悟で思い切ってやらせていただいた」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【施政方針演説】

 −−施政方針演説に込めた思いと、その思いは十分に伝えられたか。具体性に乏しいという指摘もあるがどう受け止めるか 

 「はい。私は一生懸命、演説をいたしましたから、できれば国民の皆さんの心に響いていただければなと思っています。理念型で具体性が乏しいという話も、最初からそういうご批判が来るのではないかと思いながら、演説をしたわけです。ただ、やはり、政治には理念が必要で、理念なき政治はバラマキになります。そうではない。われわれはなんでこのような『コンクリートから人へ』という予算をたてたのか。そこには、理念が必要だという思いで、理念をしっかり述べたつもりです」

 「具体性という意味においては、私はそれなりに、一つ一つの雇用問題、あるいは予算のあり方に関して、大きな枠としての提示をしたと思っていまして、私は日本の政治が変わるときには、このようなご批判も、あえて覚悟のなかで、施政方針演説、思い切ってやらせていただいた。そう思っています」

 【内閣人事局】

 −−内閣人事局について。首相は今日の閣僚懇で、事務次官級から局長級への降格人事や民間の公募について言及した。たとえば、どのような場合に降格人事を行い、民間を登用するのか。法案の提出時期はいつか

 「私は今、これは人事局の構想を申し上げたのは、やはり、縦割りのなかでね、必ずしも本来必要なところに使われてなかった。そういう部分があるんじゃないか。そこをもっと、やわらかくして、優秀な人材を一番適当なところで頑張ってもらいたい。そのためには、官邸がグリップするということが大事だという思いで、構想を申し上げたところであります」

 「それは降格にしろ、抜擢(ばってき)もあるわけですから、本当に優秀な方を民間からでも公募して抜擢をするということも有り得ると思いますし、それは、一つの役所から別の役所に抜擢をすることだってあるでしょうし、それは、能力次第でこれからさらに、この国を活性化するということは、私は企業なら当たり前にやっている話を、この国のですね、いわゆる役所のなかでも行っていくべきだと思って、このような人事局という構想を申し上げた」

 「それは時として必ずしも適当でない方がいれば、降格は必然として有り得るかもしれませんが、むしろ、やる気を持った人がおおいにのびのびと伸びやかに能力を伸ばせる。そういう方向に進むんだと思っていただきたいですね」

 −−法案の提出時期はどう考えるか

 「できれば、当然、通常国会のなかでやりたいと思いますが、まずは、予算を上げなきゃいけませんから、来年度の予算を上げた後、考えていきたい。そのように思っています」

 【普天間基地】

 −−普天間基地について。地元との連絡を密にするために、沖縄連絡室を設置して分室を沖縄に設けるということだが、この組織が十分に機能するためにはどのようなことが必要か

 「私は官邸の顔が見えないとかね、沖縄の方々にそのようなご批判をいただいた。だから、むしろ、テレビ会議でもできるように、そのようなものを設置したらどうかということも申し上げているんですが、沖縄の県民の皆さんの声、まぁ、色んな方々がおられると思いますが、その声が直接、官邸に聞こえるようなシステムにしていくしかありません。今まで、色んなご批判もいただいておりましたから、そうではないですと。やはり、国と沖縄が結びついて、同じ心に近づいて、お互いに近づいていくということが大事ですから、そのような目的のために設置をいたしたところです」

 【地方視察】

 −−現場の生の声を聞きたいということで始めた地方視察だが、参院の1人区が続くなど、選挙の色彩がちょっと強くみられる。小沢一郎民主党幹事長が動けなくなっている中で、代わりに頑張らなきゃいけない思いもあるのか

 「はは。色々勘ぐっておられるかもしれませんが、私は、私でね、やはり、皆さんもおわかりだと思いますけど、官邸と公邸を行き来していると、国民の皆さんの声が聞こえなくなってしまいますから、そうなってはいけない。その思いのもとで、いろいろとこれから、直接、国民の皆さんのところにいって、いろいろと苦労されておられる、頑張っておられる方々の声を聞きたいとの思いで出かけることにしました」

 「結果として今、その、参議院選挙という風に思われるかもしれませんが、それは、どこに行くというのを考えたときに、しかし、街頭演説とかそういう話ではなくてね、むしろ、その地域で頑張っておられる方々の声を聞きたいというのが、発想ですから、あまり選挙を意識するべきではないなと、私はそのように思っています」

 「(質問したい声が上がり)ちょっと会議があるもんですから」

 【施政方針演説】

 −−施政方針演説の関係だが、昨日、党が企業・団体献金の禁止を盛り込んだ政治資金規正法の改正案を通常国会に提出する方針を決めたが、一方で今日の演説では、開かれた議論を行って参りたいという表現にとどまっている。党との調整や連携がうまくいっていないという指摘があるが

 「うん、これはもう、昨日の段階でわれわれつくりましたから。皆さん方にもおわかりの通り、昨日の実質、おとといですけれども、昨日の朝の段階で、もうすべて、書かせていただいたもんですから、その後、党がお決めになったと。決めたということで、入らなかったんですが、当然、やることはやると前向きに決めていただいたことは、それは大変ありがたいことでね、国民の皆さんにとっても、ここはしっかりやってもらいたいと。企業・団体献金を禁止すべきだと」

 「まぁ、有識者の声をうかがって、そのようにされたもんだと思いますが、その方向で、やりたいと思いますが、当然、この、施政方針演説には、ギリギリのタイミングというものがあるものですから、直前に決まったものは、必ずしも入ることにならなかった。それだけの話です」

【関連記事】
首相演説「労働なき富」に共産委員長が皮肉
民主・山岡国対委員長、首相の施政方針べた褒め 「国民の立場の演説」
防衛相、首相の「普天間継続使用ない」発言を支持
首相が初の施政方針演説 普天間「5月末までに移設先決定」 政治とカネ「お詫び」
「事務次官から局長に降格も」国家公務員法改正で鳩山首相

<雑記帳>映画「京都太秦物語」完成披露試写会行われる(毎日新聞)
千葉大生殺害 窃盗容疑で男再逮捕、カードで現金引き出す(毎日新聞)
「大統領に黒人選んでまで」=米政権交代で言及−小沢氏(時事通信)
試験管内で「体内時計」=細胞分化で発生−大阪大(時事通信)
銃弾?入り封筒、首相官邸と小沢氏事務所に郵送(読売新聞)

三宅島民3割戻らず…避難解除から5年、復興半ば(読売新聞)

 東京都三宅村(伊豆諸島・三宅島)が、火山活動による「全島避難指示」の解除から1日で丸5年を迎えた。2000年夏の噴火前、島には約3900人が暮らしていたが、これまでに戻ったのは7割の約2800人。島の経済を支える観光客も半減しており、復興は道半ばだ。

 「ここは生まれ育った場所。ガスの問題さえなければすぐにでも住みたいのだが」

 立ち枯れ、幹と枝だけになったスギ林が背後に広がる一軒家の前で、男性(73)がため息をついた。1日朝、島東部の坪田高濃度地区。噴火前は159世帯が居住していたが、今も火山ガスの影響で居住が禁止されている。男性は現在、約1キロ離れた場所で借家暮らしだ。元の家は腐食したトタン屋根などを550万円ほどかけて修繕し、戻る日に備えているが、その日がいつになるかはわからない。

 三宅島では2000年9月2日、災害対策基本法に基づく避難指示が出された。05年2月1日に解除されるまでの約4年5か月間にわたり、全島民が故郷を離れ、不自由な暮らしを強いられた。05年度に帰島を果たした人は、969世帯の1616人だったが、06年度以降は年10〜20人程度で推移しており、今年度は12月末現在でわずか1人だ。

 避難先の首都圏で暮らす島民らを支援する市民団体「三宅島ふるさと再生ネットワーク」会長の佐藤就之(しゅうし)さん(74)は「避難先で教育や生活の基盤ができて、島に戻らないことを選んだ人々もいるが、高齢や経済的な問題で戻りたくても戻れない人もいる。帰島希望者の思いを実現させるには、産業の振興や医療面の環境整備が必要だ」と訴える。

 島の経済を支えるのは釣りやダイビングなどの観光産業だ。都は支援策として、同村などが07年から開催するオートバイのイベントを助成している。しかし、観光客は思うように伸びず、噴火前の1999年には7万9250人が訪れていたが、現在はその半分程度にとどまる。

 三宅島空港と羽田を結ぶ定期航空路線も08年4月に再開したものの、強い横風や、空港に火山ガスがかかると欠航となるため、就航率は約42%(09年4〜12月)しかない。特に、冬場は欠航が相次ぎ、1月は1往復しか飛べなかった。東京・竹芝と結ぶフェリーは毎日1往復運航されているが片道で約7時間かかる。島で民宿を営む男性は「飛行機が安定して飛ぶようにならないと、まとまった観光客を呼び込むのは難しい」と頭を抱える。

 今後の島の振興策について、石原慎太郎知事は1月29日の定例記者会見で、「都としてできるだけのことはさせていただくが、三宅の島民だけではないので、バランスも考えないといけない。行政として頭の痛い問題」と話した。(山崎純之介)

替え玉殺人判決 尹被告「全部うそでしょ」 遺族「真実を」願いかなわず(産経新聞)
<成人式妨害>騒ぎ、壇上を走る 容疑者5人を逮捕 秋田(毎日新聞)
自公、石川議員辞職勧告決議案提出で一致(産経新聞)
施政方針演説で首相「批判覚悟で思い切って」(産経新聞)
<雑記帳>トラフグの皮で美肌プリン開発 別府のホテル(毎日新聞)

高校無償化法案を閣議決定=授業料負担を軽減(時事通信)

 政府は29日の閣議で、高校の実質無償化法案を閣議決定した。法案は、公立高校では授業料を徴収せず、私立高校生には世帯の所得に応じて年約12万〜同24万円の就学支援金を助成し、授業料負担を軽減するのが柱。4月の施行に間に合うよう、今年度中の成立を目指す。
 法案は高校に類する課程を置く各種学校も対象とするが、具体的な対象は今後、省令で定める。朝鮮学校を対象とするかについて川端達夫文科相は、同日の閣議後記者会見で「いろんな議論があることは承知している。細部はこれからの議論」と述べるにとどめた。 

【関連ニュース】
「政治とカネ」で与野党激突へ=第174通常国会召集
政治とカネ焦点、緊迫化も=通常国会、18日に召集
留年組は授業料発生も=高校無償化で
政府、61法案を提出予定=子ども手当、高校無償化
負担軽減効果、想定下回る=高校無償化、特定控除縮小で

殺害準備の過程を詳細に書き込み「準備完了」(産経新聞)
「コナン号」ヘッドマーク、鳥取・北栄町に届く(読売新聞)
「頑張れること見つけて」=日本人学校で若田さん−バンコク(時事通信)
<上野動物園>ニホンザル1匹が逃走 園外での目撃情報も(毎日新聞)
レンタルCD詐取の母子、名前8回変え返却せず(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。